実検劇団 ほだしよすが

芝居で、遊び尽くせ

台本のお話

小屋入り、というか、ゲネを終えました。
どうも演出の筑紫です。
私の仕事の都合で週末の芝居のゲネを週半ばにするという暴挙にでました。
ご協力いただいた皆様に、本当に感謝。

そう、本当に、「皆様」に。


今回、環境の変わった中で、違う環境にでていく所縁のある役者さんの所謂追い出し公演として、稽古をしています。
そして、仕込みを、そんで、本番を。
そんなわけで、後悔も迷いもなにもなかったわけですが、こうして、新社会人という立場で芝居をすることで、かけたご迷惑は数知れず。
かなり、色んな人に助けてもらいました、もらいます。

そんなことを思いながらゲネを見て、思い出したことがあります。
以前も書いた気がしますがこのトランスという台本、演出するのは二度目です。
一度目は、高校時代、奇遇にも一番お世話になった先輩方の卒業公演でした。
初めてあんなに苦しみながら演出をつけた芝居だったかと思います。
それだけにとても幸せで、思い入れの強い芝居です。


この瞬間のために生きていた、と心からおもう瞬間があります。
次の瞬間にはんなわけないだろ、と鼻で笑うようなことでも、その瞬間なによりも特別だと思うことがあります。

そんな瞬間を、詰め込んだ芝居が作りたかったんだ、とゲネを見ながら思いました。
そんな瞬間をまだまだ詰め込んでいきたいと思っています。

私はたぶん、舞台上にいる時のひと、というのがとても好きなのです。

まだまだ、ご予約お待ちしています。
どうか、見に来てください。
あなたが見に来てくれて、初めてその瞬間は輝き出すんです。
ご予約フォーム
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たくさんの人に、この舞台を、瞬間を見てもらえますように。
それでは、ひとまず、眠ります。おやすみなさい。