音楽紹介

曲のお話。

どうしても公演で使った曲を紹介したく、許可もいただきましたので、ご紹介させていただきます。
須澤紀信さんの「愛がカタチになったなら」です。

http://www.youtube.com/watch?v=nr3orbbIwEc

紅谷礼子役の神門が持ってきてくれた曲でした。
もう多くを語るのが野暮だと思いますが、あの屋上のシーンに載せましょう、と音響チーフが提案し、初めて稽古した時胸が震えたのを覚えています。

この音楽の中で笑う3人を見ながら、きっとこうして笑い続けることはできないなあと思いました。
それはあの結末だからではなく、時間が過ぎるからです。
だけど、それはたまらなく愛しいことだと思いました。

愛がカタチになったなら、ほんとに素敵でしょう。
道を歩くだけで、きっと幸せです。
だけど、そうじゃないから、きっと

ぜひ、お芝居を思い出しながら聞いていただけると嬉しいです。