実検劇団 ほだしよすが

芝居で、遊び尽くせ

観劇記録 ベターハーフ

いい天気ですね。どうも主催です。
先日、日曜日に今回やるトランスの作者、鴻上尚史さんの新作が大阪であるということで行ってまいりました。

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写真は終演後、テンションがあがって買った戯曲です。

ベターハーフ、生まれたときに別れた、俗っぽい言い方をするなら、「運命の人」
四人の男女の、お話。

いやー・・

面白かった!めちゃくちゃ!!

切なくて、どこかおかしくて。日常の延長の非日常で。
鴻上尚史さんの作品は本当に好きだなあとしみじみしました。

今回ほだしよすがが上演します、トランスにどこか似ている作品でした。

登場する人物たちは、どこかで出会ったことのあるような、どこかにいるいる、と思える人々。
鴻上尚史さんの作品の魅力はそんな人たちが普段、なんとなく思っているけど言葉にできないこと、を代弁してくれる心地よさにある気がします。
あと、今回は中村中さんが役者として参加!
生演奏、生歌で、とてもドキドキしました。本当に美しかった。
個性豊かな、しかも畑違いな役者さんたちの共演は心踊りますね。

戯曲には、役者さんひとりひとりへの鴻上尚史さんからのコメントも。
とても、あたたかなコメントでした。

仲の良さが作品に与える影響との関係ってとても難しいと思います。
が、あたたかな愛情は少なくとも不可欠だろうな、と思っています。
今回のベターハーフはそれを確信する、素敵なお芝居でした。

ゴールデンウィークは、東京で凱旋公演とのこと!いけるならいきたい!大阪の地より、素敵な舞台の成功をお祈りするばかりです。