実検劇団 ほだしよすが

芝居で、遊び尽くせ

終演を迎えて 最後の演出挨拶

さて、すっかりご挨拶が遅くなってしまい申し訳ありません。
しとしと雨が降っておりますね。演出、また、劇団ほだしよすが主催の筑紫です。

無事、ライナスが終わって早数日。
もうすでに、それぞれのメンバーが次に向けて動き出しいます。
かくいう私も、次は学祭でやる企画のため毎日走り回っています。

本当に多くの皆様にご来場いただきました。全ステージ、のべ107人のお客様と出会うことができました。
初の公演なのに、本当にうれしいです。



こうして思うと、まるであの数日は夢だったみたいに思います。
約一週間。
あの頃毎日一緒に会っていたメンバーともずいぶん会っていません。いやまぁ、数人とはそら、会いはしますが。
しかしほだしよすがで会っていたころと、やはり顔つきだって違うような気がします(きっと気のせい
Nyanさんのご厚意で本番と同じ会場にずーっといて、みんなでご飯を食べ、バカ話をし、たまに怒り怒られ、またばか話をし、ああして稽古・仕込みを経て、本番を打ったのは、本当に本当だったのか。
ふとそう思うたび、いただいたアンケートを読みます。


ボタンの掛け違い、とよく人間関係でのすれ違いを表現しますね。
歳をとってきたからか(なんて、若輩者の私が使うと怒られそうですが)外を走り回って遊んでいたあの頃に比べ、素直さを失った今日この頃、どうしたって、よく掛け違えるようになりました。
やー歳のせいにしちゃいけんのですが。結局私の不徳の為すところなんですが。
そのたんび、私はじくじくと痛いなぁと思います。
痛いなぁやってらんないなぁと思って、たいていそのままふて寝します。
ふて寝して、なんだか憂鬱な気持ちになるのです。
このままひとりぼっちで過ごしたが楽じゃねぇかなんて息巻くこともあります。

まーしかしね、
生きてたらふらっと仲直りすることもあるんじゃないかと。
いや、生きてるから喧嘩したり仲たがいするんですけど。逆もまた然りだろうと。

そう思って、ライナスをやりました。
いつか、もしもし、と電話をかけられますように。

Nyanさんにはずいぶん良くしていただきました。
まるで子どものように私をはじめとするメンバーをかわいがっていただき感謝しています。
また戻ってきてくださいね、と最後に声をかけていただきました。

ほだしよすがは、わがままで立ち上げた一回きりユニットです。
今回だって「グッバイ」公演でした。

それでもまぁ、生きてたら、もしかして。
なーんつって。


それでは、本当にありがとうございました!
今後のメンバーの活躍をご期待ください!!
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