実検劇団 ほだしよすが

芝居で、遊び尽くせ

武器を持ちましょう

こんにちは!

本番の日、お手伝いさせて頂く少女Aと申します。中森明菜です。少し古いでしょうか?笑


本日、初めて稽古を見学させて頂きました!
礼子役の方とは久々にお会いして、あとのお二人は殆どはじめてお目にかかりました。


やはり役者というのは、写真とは全然違うものですね…!


目力が強くてハッキリした顔立ちの印象だった、雅人役の方は、とても愛らしい表情をする方で!!
そこを消してはいけないし、キャラとしてプラスの要素も出したい!と思いました。


まんまるおめめの印象だった、参三役の方は、シーンが始まると女性らしくて。
私は今ひとつ参三のイメージがつかめていなかったのですが、演技を見た瞬間「ああ!こっち系かー!絶妙なバランスだなあ」となり、それを崩さないようにしなければ、、と思いました。

礼子役の神門さんは、舞台を良くすることにとても真剣で、それが演技にもあらわれていました。
芝居してるところ、見たことあるのに、また新しい発見をしました!!不思議です。


純粋に、本番が楽しみです。素材のまんま、が売りなお芝居です。鴻上尚史さんらしい、ニンゲンです。



ところで、素材のまんま、ということは、別にジャージでノーメイクでお芝居をしたって、演技は変わらないと思うんですよ。
その役者はその役者です。
何ヶ月も練習してきた演技をそのままお客さんにぶつけるでしょう。


しかし、どんな舞台でもそんなことはしません。
誰だって、人様の前に立つ以上、最低限身なりは整えたいからです。
誰だって、その役を演じている方が綺麗だと嬉しいからです。(顔立ちではなく、身なりが!)


それだけではありません。
女性が気になる年上の男性とデートする時、なるべく大人っぽく見える服装やメイクを選びますね。(たぶん!)
素は何も変わっていないけど、大人っぽい自分を演出しようとします。自然に立ち振る舞いもそうなります。


要するに、服も髪も化粧も、
本来の見た目と、相手に持って欲しい印象とのギャップを埋めるためのものなのです。

そして、それは自分の武器になります。武器を持つと、自信が生まれます。それは、演技に繋がります。


三名の役者さんが、衣装や照明や、会場、メイク、色んな武器を全て持った時、どんなお芝居になるのだろう!!

と想像してすごく楽しみです。私は役者のために武器を作り、お客様のためにいい効果をつくります。
きっときっと、最高のものをお届けできると思います。
6/13.14はぜひ、シアターカフェnyanに足をお運びください!