実検劇団 ほだしよすが

芝居で、遊び尽くせ

こんばいーん

タイトルの挨拶は自分が中学〜高校生時代に毎晩聞いていたラジオの火曜パーソナリティーの挨拶(厳密にはリスナーの)です。

どうも、こんばいーんです。ほだしよすがに音響として参加しております、稲塚 寿成(イナツカ トシナリ)です。学園座OBでもあります。現役時代は「デカルチャー!」とかいう芸名で役者もやっていました。芸名の由来は…大学1年生の時、ある日突然、何の前置きもなくこの名前で呼ばれ出したからです。もうあんまり覚えてる人もいないんやろうな…

実は唯一のOB参加なのです。初めに音響の依頼が来たとき、「多分あのOBは参加してるんやろうな」なんて思いながら代表と話をしに行き、「あ、OBはデカさん一人っす」って言われ、頭の中でBUMP OF CHICKENのとある曲がわりとえげつない速度で駆け巡りました。名前は忘れましたが、なかなかオンリーでロンリーかつグローリーな歌だったと思います。


始めのうちは、現役の子たちが多い中で、ちゃんと輪の中に入れるか、学園ドラマでよくある光景に例えると「おめーの席ねーから!」状態にならないか不安でした。しかし、皆すごくいい子たちで、例えるなら「おめーの席ねーから今みんなで探してっから!」って言いそうな子たちです。

仕事と両立のため、あまり稽古には参加出来ていませんが、仲良くやっています。ただ一つ、本当に申し訳なく思っていることがあります。それは、フレッシュな現役生が多い中、自分のせいで、平均年齢が一気に上がってしまったことです。計算が正しければ、去年からのガソリンの価格並に上がっていると思います。ちなみに数学は苦手です。


ブログ書くのは4年ぶりくらいなんですが、今のブログ機能は凄いですね!文字の大きさ変えれたり色をいじれたり



できるんですね。もしかしたら、今後自分もやるかもしれません。しかし、やるからには、やはりそれなりの反響は欲しいです。どうすればいいでしょうか…って考えてると、僕の中の悪魔が、

「コンビニの冷蔵庫に入った写真でもアップすればいいんや!」

って囁いてきました。そしたら僕の中の天使が

「ダメダメ!そんなことしたら風邪引いちゃう!」

って囁きました。僕の中の天使はなかなかツッコミ所がズレてる気がします。


さて、ここまできてようやく、何一つタメになることを書いていないことに気づきました。やはり深夜テンションで書くのは良くないですね。もう深夜1時です。
ただ、これくらいの遊び心を持って、役者は舞台に上がって欲しいのです。台本のセリフを一字一句間違えずに言う。ト書きを忠実に守る。これらは当然大事です。ただ、それだけだとロボットと同じです。お客さんはロボットの展示会を見に来ているわけではありません。役者の「生」の声、「生」の動きを見に来ているのです。


自分は「芝居とはこうあるべきだ!」とかエラソーに言うつもりはありませんが、少なくとも、舞台に立っているのが「人間」である以上、何かしら「表現」する必要があります。自分はその「表現」「遊び」に見立てました。それで4年間、舞台上で「遊び」続けてきたつもりです(今思い返せば反省も山程ありますが…)。

…結局、自分の好みじゃないかと思ってきてしまいましたが、遊び心のある役者は好きですし、見ていて飽きないです。この前通し稽古がありました。だいぶ良くなってきています。ただ、まだまだできます。もっともっと動いて欲しい。演出をいい意味で困らせて欲しい。僕は、演出が頭抱えないうちは、まだやってええんや!と思ってました。あ、これはあくまでも主観ね。

本番まで、あと2週間。自分も参加している身として、出来る限りサポートしていきます。

じゃ、あとは舞監さん、よろしくです。


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